ERECT Zineシリーズ『NO CARE』の編纂、デザインを担当した若手作家・溝渕珠能の東京初となる個展『HOW ASSEMBLY』が6月17日(土)より吉祥寺のArgument Galleryにて開催されます。
「絵を描くことが人より苦手」という溝渕は、色面によってモチーフを再構成していく一見アブソリュートな作風を見せて来たが、近年はゲートに繋がったままのプラモデルのパーツや組立説明書に着彩するなど、敢えて断片的な先入観を持たせる形態や記号が入ったものを支持体とすることによって、自身の観念が恣意的に入る余地さえ逆説的に排除しようと試みている印象を受ける。試行錯誤を繰り返す意欲的な作品は必見です!
JUNO MIZOBUCHI Solo Exhibition
『HOW ASSEMBLY』
6/17(sat.) - 6/25(sun.)
Argument Gallery
〒180-0004東京都武蔵野市吉祥寺本町3-3-9
http://www.argumentgallery.com/
<プロフィール>
溝渕珠能
1992年香川県生まれ。
線・形・色・空間という要素を用いて、固定化された概念、観念のイメージを平面作品として描く。組み立てる以前のプラモデルという幾何学的な立体物を用い、着彩することで三次元として表現した作品も制作。
Draw images of fixed concepts as planar works using elements such as colors, shapes, lines, and spaces.
Also making production of works expressed as 3D, by giving color on unassembled plastic-model as geometric solid objects.
https://www.instagram.com/juno_mb/