『ERECT Magazine#002』に作品掲載をしている、中村穣二の個展が開催されます。昨年開催された、巡回展『BETTER NEVER THAN LATE』でも企画者・作家として参加、国内外の展覧会で意欲的に作品の発表を続ける画家の中村穣二。この度の展示では、新作の平面作品と立体作品を発表いたします。
WHITE SHOW
中村穣二
supported by adidas Originals
会期:2012年11月10日(土)~11月18日(日)
時間:11:00 ~ 19:00
会場:SLANT 石川県金沢市広坂1-2-32 2F
tel:076-225-7746 入場料:無料
月曜定休
こみ上げてくる感情、発する言葉、そして
伝わらない言葉、表現されない感情まで。
中村穣二の描く作品はいつも同じ周波数で発せられる
メッセージがある。
彼の作品を前にすると自分との間に
感じる空気感がいつも同じなことに気がつく。
描くという行為が結果、作品となった。
白と黒、情報をミニマムにすることによって
作品は観る人の感性にゆだねる。
絵を描き、それを人が観る。
そんな行為、コミュニケーションがテーマ。
今回のWHITE SHOWでは、
彼らしい繊細さを残しつつ、
今までより自由な筆跡で感情を表現させた。
僕の心の隙間にふっと入り込む。
中村穣二の絵を前にすると、
感情を作品にゆだねている自分がいる。
text:竹村卓 (ライター・編集者)
中村穣二 | JOJI NAKAMURA 1980年東京生まれ。美術大学卒業後、フリーのイラストレーターとして活動を開始。主にボールペンを使用し、イラストを制作。ERECT Magazineより作品集「57577」を刊行。「日本から海外へ、海外から日本へ、啖呵を切る心構えで絵を描いています」 www.hakuchi.jp
Artist Profile |
中村穣二 | JOJI NAKAMURA 1980年東京生まれ。美術大学卒業後、フリーのイラストレーターとして活動を開始。主にボールペンを使用し、イラストを制作。ERECT Magazineより作品集「57577」を刊行。「日本から海外へ、海外から日本へ、啖呵を切る心構えで絵を描いています」 www.hakuchi.jp