ERECT Magazine #005で作品掲載をしているロンドン出身の作家SIMON FOWLERの個展がQUIET NOISE arts and breakにて11月9日より開催されます。東京での個展は今回がはじめてとなります。是非、皆様足をお運び下さい。
SIMON FOWLER EXHIBITION “SLOW PROGRESS”
サイモン・ファウラー 個展 「SLOW PROGRESS」
日時:2016年11月9日(水) – 11月24日(木) ※火曜定休
会場:QUIET NOISE arts and break (東京都世田谷区代沢2-45-2 1F)
TEL:03-5738-8440
【レセプション】
作家を交えてレセプションを行います。
どなた様もご自由に参加いただけますので作品を間近に鑑賞し、コーヒーやお酒を片手に特別な時間をお楽しみください。
日程::2016年11月12日(土)レセプション 18:00〜20:00
時間:トークショー 17:00〜18:00
開場:18:00〜20:00
入場:無料
次第に発展する妄想。
自身の常習性を理解することは、これまで主に用いてきた点描の技法、
そして、版画での連続的な実験によって経験する芸術的な過程の制限の探求であると同時に、
テーマやモチーフをゆっくりと探求することと同義だ。
わたしは日々学んでいる。 ― Simon Fowler
ロンドン出身のアートディレクターであり、2000年代半ばには日本のレーベルInoxia Recordsで働いていた経歴を持つSimon Fowler。
2007年にSunn O)))とBorisによるジャパンツアーのアートワークを担当したことをきっかけに、The Bug、Stephen O’Malley & Steve Noble、Blackest Ever Black、Kohhei Matsudaなど様々なミュージシャンやレーベルにデザインを提供してきました。
インクを使用したディテールに凝った作品を多く発表するほか、自身が”HANGA”と呼んでいるヨーロッパとアジアの技術を組み合わせた凸版印刷などのプリント技術を長く研究してきたことで多くのファンを獲得。これだけの仕事をしてきたSimon Fowlerですが、本展は、初のソロ・エキシビションとなります。是非この機会に音楽好きなら垂涎の原画や新作をご高覧ください。
【SIMON FOWLER/サイモン・ファウラー】
アーティスト/プリントメーカー
ロンドン出身。独学でイラストレーションと印刷を学ぶ。
2006年、日本のInoxia Recordsで働く頃から、アンダーグラウンドの音楽シーンにおいて作品を発表し始める。2007年にSunn O)))とBorisの、日本ツアーのアートワークを手がけたことにより、様々なミュージシャンやレーベルに作品提供を行うことになった。この10年間は、イラストレーションのスキルを上げることに集中し、インクを使用した手描きの作品など、ディテールに凝った作品を多く発表している。
これに相反するように、印刷の分野では様々な印刷技術を試している。
自身がHANGAと呼んでいる凸版印刷では、ヨーロッパとアジアの技術を組み合わせ、大胆な現代作品を制作している。
近年はShigeru Ishihara(DJ Scotch Egg)とSmall But Hard Recordings を始める他、ファッションの業界においても活動し、クリスチャン・ルブタンやアレキサンダー・マックイーンに作品提供をしている。