画家中村 穣二の個展「DRAWING SHOW」が東京のギャラリーWISH LESS galleryにて5月17日より開催されます。5月17日には、作家在廊のオープニングレセプションも予定されております。会場では、ERECT ZINEシリーズ「Drawing and Drawings」を先行販売致します!是非、皆様お立ち寄り下さい。
JOJI NAKAMURA solo exhibition
「DRAWING SHOW」
2014年05月17日 (土) 〜 06月03日 (火) ※月曜休廊
時間:12:00 – 19:00 ※最終日18時終了
場所:WISH LESS gallery
〒114-0014 東京都北区田端5-12-10
電話:03-5809-069
OPENING RECEPTION
2014年05月17日 19:00 – 21:00
アーティストを囲んでオープニングレセプションを行います。どうぞお気軽にお立寄りください。
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WISH LESS galleryでは、ユーモラスな線画の世界を表現する画家、中村穣二の個展「DRAWING SHOW/ドローイング・ショー」を開催いたします。
中村穣二はシンプルな線画を日々描き続けています。当初は様々なモチーフを模写するように描いていましたが、最近ではよりシンプルで抽象的なイメージへと昇華していき、数本の線のみで表されるほど大胆で無秩序な世界観を披露しています。ある時、思うがままに描かれた曲線と向き合うことで「なぜこの線は丸いのか?」「この線との交わりには何か意味があるのだろうか?」という疑問が彼の中で広がりました。作品を客観視することで今まで見えなかった絵を描くことに対する根本的な謎に直面したのです。さらにその疑問は観る側へも向けられます。作品に対し違和感を抱くことで、鑑賞者は考え、その本質を探ろうとします。作る側と受取る側との謎掛け。これこそが中村の試みるコミュニケーションなのです。
中村の表す単純なイメージはまるで原始時代の象形文字のようでもあります。イメージを視覚的に判断し、絵に込められた作家自身の意図や心境を各々に解釈するのです。不必要な説明を省かれた曲線は、その簡潔さとは逆に背後にあるストーリーを感じさせてくれます。
“違和感とコミュニケーション”
描くラインで違和感や疑問を生み出したい。
他者が作品に対峙し、違和感を感じた瞬間に作品を通して僕は他者、社会との接点を持ちそこにコミュニケーションが生まれる。
作品を通して自分以外の世界へ傷(ライン)を残したいと思う。と中村は語ります。
本展では、中村穣二によるドローイングの最新作を100枚あまり集め展示・販売いたします。画家であり、グループ展の企画、ZINEの出版など多方面で活躍する中村が「なぜ線を描くのか」という根本的な問いに向き合った本展をぜひこの機会にご高覧ください。
中村穣二 | JOJI NAKAMURA Born in 1974, currently lives and works in Yokohama, Japan 1974年生まれ、横浜市在住 Recent solo exhibitions (selected) “WHITE SHOW” SLANT GALLERY, Kanazawa, JAPAN “WHITE SHOW” NO.12 GALLERY, Tokyo, JAPAN Daikanyama Tsutaya in shop exhibition, Tokyo, JAPAN Group Exhibitions (recent selected) “BETTER NEVER THAN LATE”, Tokyo, JAPAN (supported by adidas)
Artist Profile |
中村穣二 | JOJI NAKAMURA Born in 1974, currently lives and works in Yokohama, Japan 1974年生まれ、横浜市在住 Recent solo exhibitions (selected) “WHITE SHOW” SLANT GALLERY, Kanazawa, JAPAN “WHITE SHOW” NO.12 GALLERY, Tokyo, JAPAN Daikanyama Tsutaya in shop exhibition, Tokyo, JAPAN Group Exhibitions (recent selected) “BETTER NEVER THAN LATE”, Tokyo, JAPAN (supported by adidas)